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高齢者と住宅リフォーム
 

先週末の土曜日、TOTOのお客様感謝祭で、川口とし子先生の「高齢者と住宅リフォーム」についての講演を伺いました。

 

川口先生は、TV朝日系全国ネット「大改造!!劇的ビフォーアフター」に6回も出演されており、さまざまな問題を抱える日本の家屋もちょっとした工夫で高齢者を含む、家族にとって住みやすい“家”にすることができるという事を実際に手がけた数多くの事例をもとに説明されていました。

 

まず、65歳以上の事故の内、家庭内事故は約30%も占め、その半数が住宅に起因するという事実に驚きました。すなわち、適切な住居に住んでいれば事故も起きず、高齢者の方々ももっと安全に長生きすることができたという事です。安全であるべき家が危険になることがあるという事に、高齢者にとって住環境がどれほど重要なのかということ事を考えさせられました。ご自身もお父様が家庭内での事故後にアルツハイマーの程度が進んだという経験を持たれ、老人の自立には住環境の整備が大切だという事を強調されていました。

 

老人介護にとって、高齢者住宅は

  玄関の上りかまち、洋室と和室の間など段差が多い。

  廊下・出入り口の幅が狭く、車いすが通りづらい。

  トイレや浴室が狭い。

と狭いことに起因する日本家屋特有の問題と、併せて、老朽化に起因する問題も考慮しなければなりません。また、例えば築年数が古いマンションのリフォームの場合、隣近所の方々も高齢化しているため、大きな音が出る工事はできるだけ避けたいという事もどのようにリフォームするかを考える上で、重要なポイントになってきます。

こんなに多くの束縛の中でも、スロープを付けることによって段差を解消するなど、大掛かりな工事をするまでもなく、問題を解決する川口先生の工夫にはさすがだなと勉強させられました。

 

また、リフォームしたくても、費用は決して安いものではありません。

現在、自治体等の補助金もかなり整備されてきています。今まで長い間、一生懸命働き、高い保険料や税金を払い続けてこられたのですから、このような補助金等を十分に利用して、安全で快適な生活を送って頂きたいものです。

介護保険の適用には事前の申請が必要となり、提出書類を揃える必要も出てきますが、今のお役所はとても親切に対応してくれるようになってきています。リフォーム会社に相談すれば適切に対処してくれので、面倒がらずに公的な制度も利用することをお勧めします。